「ジェラシック・ワールド」は恐竜がとっても爬虫類
ジェラシックパークのシリーズは
テレビでしか観たことがなく、
続編? ふ~ん? という感じで(笑)
今頃DVD鑑賞。
恐竜さんたち。
映画館だと迫力すごかっただろうなあ。
それにしても、この生々しさというか、ぬめり感というか、
へびっていうか、とかげっていうか的な皮膚というか皮というか、
すごいよね?
大きくって強くって、しっぽも強烈で、
すごーくでっかい口してて、
おまけに頭よかったら、人間負けるに決まってるじゃん?
今回新作を観て、
わたしが、このシリーズにあまり興味ない理由が、
ちょっとわかった。
ユーモアのセンスが違うんだ、きっと。
たとえば、指令室で
セキュリティーの指揮をとってる(かどうかしらないけど)
メインで動いてるコンビの頼りなさ。
2万人が訪れるテーマパークだよ?
ありえないじゃん!?
座ったまま、何もできずに、頭からお腹までガブッて食べられる人。
たぶん前作のオマージュだとは思うけど、
それって、観客にどう反応して欲しいのかな、と思う。
ビックリさせたい?
命を考えさせたい?
笑って欲しい・・・?
でも、いいところも色々。
色気づく年頃で、
かわいい女の子にばかり視線送ってるお兄ちゃんが、
ホントは弟思いで、機転はきくし、必死にがんばるとこがいい。
調教していた恐竜、ブルーたちの活躍というか、
主人公オーウェンとの絆もいいな。
切れてしまったのか、ちゃんとつながっているのか、
危なげな感じがいい。
オーウェンはハンサムすぎないから(笑)野性味ある感じが真実ぽくっていい。
ヒロインのクレアは、化粧できつくした顔が汗で流れ落ちて
どんどんナチュラルな顔になって、そして心も人間らしく成長していく。
それが基本の物語なのもいいよね。