「オデッセイ」は、おおいなる人間賛歌
原題「The Martian」訳したら「火星の人」
どこから邦題「オデッセイ」になったんだろ?
疑問に思う人は多いみたいで、
ネットみてて一番うけた理由が、
「火星人、出てこないじゃないか!」
って文句言われないため、だって…!?
宇宙人には出会わない(笑)
生きているものは、なにもない火星に、
一人取り残された宇宙飛行士の
命をかけた孤独な闘いの物語。
でも、悲愴感はない。
だって、マット・デイモンだもん(笑)
知性はあるし、しっかりした人間性だし、
なんたって、ユーモアを忘れないのがいい。
ポジティブに前を向いて、
ひとつずつ問題を解決していったら、
道は必ず開けていくはずと、
考えることのできる生物「人間」ってすごいよね?
そして、彼を救い出そうと奮闘する人たちもいいな。
たしかにメンツだとかメリット・デメリットとか、
いろんなことはあるけれど、
「人間」は心をひとつにすることさえできれば、
互いに助け合い、大きなことが成し遂げられる。
世界だってひとつになれるよね?
そんな大きなメッセージをしっかり受け止めたくなる。
原作を読みたくなったけど、
理系がさっぱりなわたしに読みきれるか、
ちょっと不安がよぎるなあ。