シニア愛読書プロジェクト

シニアのわたしが読みたい本が欲しいのですが、どうしたらいいですか

「ジェイソン・ボーン」シリーズ 前3作。キーパーソンの女性たち。


映画「ボーン」シリーズBESTカーチェイス(『ジェイソン・ボーン』特別映像)

 

この映像、前3作がごっちゃまぜ。

どれがどれだかわかるわたしは、

いったい何回観たんだか(笑)

 

男っぽいアクション映画だけど、

ホントは女たちが居ないと、なりたたないこの映画。

以下はネタバレ含みますので、よろしく。

 

ヒロインはマリー。

巻きこまれ型、とはいっても

わぁー! きゃー! ぎゃー! うふ(?)

じゃないし、

あたしも一緒にがんばるわ! ぜえぜえ!

でもない。

 

格闘とか死体とか自分が指名手配されてるとか、

今までとは違う世界に入ってしまい、

驚愕、茫然自失、迷い…

でも、そこから一歩踏み出した時、

ジェイソンに共鳴し、支えになろうとする。

 

記憶をなくし、自分が理解できない彼のそばに

もし、マリーがいなければ、

奈落の底に沈んでいったんじゃないかな・・・

 

 

それから、CIAのパメラ・ランディ。

最初はボーンを捕まえようとする才色兼備の悪役登場

と思われた。

ところが、メンツとか業績とか立場とか、

わけのわからないものに執着し、

組織の中に埋もれてうごめく男たちとは違った。

 

冴えた目で回りを見ていて、

何がおかしいのか、本質を見極めようとする。

「暗殺者をつくるためにCIAに入ったんじゃない」

 

彼女の助けがなければ、ボーンは核心に迫れなかったよね・・・

 

 

そして、ニッキー。

CIAの小さな支局(?)分室(?)の管理というか

たったひとりの連絡員として登場した時、

かわいいタイプではなく、意志を持った顔の女性だったから、

きっと何かあるというか、してくれるという期待感をもっていた。

 

暗殺者をつくりあげる最初の段階を知っているから、

そういう意味では一番ボーンを理解している。

2作目では「ボーンは失敗などしない」と他の局員を驚かせ、

3作目では、で、どうなのよ? とわたしたちをやきもきさせた。

 

逃亡しやすくするため、女たちは髪を染め、短く切る。

マリーの時はジェイソンが手伝ったのに、

ニッキーの時は、すぐそばにいるのに、彼が手伝うシーンはなく…

なんていえばいいんだろう・・・

 

 

「彼の死体はまだ見つかっていません」

というニュースが流れ、

遠く(たぶん)離れた土地でそのテレビを見ていたニッキーが

にやっというか、ちょっと不適な笑みを浮かべるシーンが

3作目のラストに流れる。

ここ好き(笑)

 

そして新作にもニッキーを演じるジュリア・スタイルズの名前が出ている。

ずいぶん違った雰囲気の彼女と、

新しく登場するアリシア・ヴィキャンデル

 

女性たちの活躍を、また楽しみたい。

 

「ジェイソン・ボーン」を観に行く前に、思い出しておきたい

 

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1作目「ボーン・アイデンティティ」にぞっこん惚れこんで

2作目「ボーン・スプレマシー」でも離れられず、待ち焦がれた

3作目「ボーン・アルティメイタム」を映画館で観ていた時、

 

えーーっ!?

そこ ??

って椅子の上でのけぞった人は多いはず。

2作目のラストがそこにつながってくるなんて、

思いもせずに観ていたわたし…

 

気づかなかった人、ぜったい多いはず。

フラッシュバックとかもいっぱい挟んで、

時間軸をわざとややこしくしてたのかな?

んなわけないか(笑)

 

でも、パメラが携帯に出て、

ボーンが「俺を捜しているのか」と言った時、

即座に2作目のラストだと気づいたのは、

ちょっと優越感くすぐられた。

 

だから、

ちょっと思い出してから映画館へ行こうと思ってる。

 

なんといっても魅力的なのは、ボーンの能力。

まわりの状況を瞬時に見極め、決断し、行動する。

数か国語を含めた膨大な知識量、

ドライビングテクニックをも含める高い身体能力。

ほんと、

むしろ超能力者のほうがどこかにいそうで、

こんな生身の人間探すほうがムリという気さえする。

 

そんなボーンに迫真の存在感を与えているのは、

マット・デイモン

 

そして、新章。

この精悍なボーンに早く会いたい。

 

心配なのは、

トミー・リー・ジョーンズをみて

缶コーヒーが頭に浮ばないようにということ(笑)

 

 

 

もっといろいろ書こうと思ってたのに、

写真と動画に右往左往。

You Tubeの動画がトップにしか貼りつかない…

なんで?(涙)

続きは明日だぁ~。